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続いたら奇跡

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小金持ち

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 東京に来たとき、まず建物の高さに驚いた。
タワーマンションってなんだ、超高層階ビルってなんだ。
次に、外車の多さに驚いた。
ナチュラルにベンツが走っている。たまにポルシェ、ランボルギーニもいる。
そしてブランド物の多さに驚いた。
みんなナチュラルにブランド物のバッグを持っている、ブランド物のお化粧品やアクセサリーを持っている。

東京ってお金持ちが多い。

私の故郷、沖縄県は全国所得ランキングで堂々の最下位である。
ちょっとデータが古いけど、まぁ大体こんな感じのニュースをよく目にする。

www.nikkei.com

みんな揃って所得が低いので、お金持ちがどうのこうのというのは、はあまり気にしたことがなかった。
東京に来て生活を始めると、否応なく実感する。

社会人になりたての頃、お金の使い方をまったくわかっていなかった私は東京の人と同じようなお金の使い方をしていた。
デパートというところに足を運び、好きなブランド物のバッグを買ってみる。
靴もいい所の物だ。
なまじ給料のいい会社に入ったため中途半端な小金持ちになり、ナチュラルにお金を持っている人と同じ生活をしようと試みた。
数ヶ月、半年、と時間が過ぎていくうち、段々と疲れてきた。
お金持ちのレベルが違いすぎて話が噛み合わない。
当たり前のように私立の小中、大学。大学中に卒業旅行でヨーロッパ、社会人になってからも度々旅行に行く・・・妬みそねみに似た感情が常に渦巻いていた。また、話をあわせようと頑張っていた自分にも疲れていたのだと思う。

結婚後、同じ沖縄県出身の彼と貯金や今後の資金プランについて話し合う。

「もっと身にあったお金の使い方をしなさい」

とたしなめられた。
だって、周りの人はこういうことをしているもの、と訴えたところで「他所は他所、うちはうち。」と一蹴。(お母さんかっ)
彼自身も、東京にきて同じように生まれながらの所得差を目の当たりにし、彼なりに解釈をして受け止めていたようだった。
お金の話に関しては、出稼ぎに来ている他国の人の方が息があいそうだ、とよく彼と話す。

他所は他所、うちはうち。
東京に来て、うまいこと稼いで少し貯金もできた。
不思議とブランドや高級車に目がいかなくなった。
お金と幸せは比例しない、と身をもって実感するようになった。
ただお金はチャンスを広げるツールでもある、有効に使いたい。


高い所ばかり見上げて自分の足元を見失わないように、と
東京のとある高層マンションを見て、思った。